2012年02月23日

静岡竹サミット

先日、旧芝川町にあるホールアースさんが企画した、「静岡竹サミット」に行って来ました。

C、W、ニコルさんの自然と子供達との向き合い方のお話や、竹の専門家の話、静岡の放置竹林の整備に

取り組んでおられる団体の方々のお話など、とても楽しくまた考えさせられた1日でした。

又、この厄介者扱いされる放置竹を、なんとか有効利用しようと考える先生達や企業の熱い話も聞けて

大変勉強になりました。こんな機会を作って下さったホールアースさん達に感謝致します。


私も事業の一つとして竹林整備をしております。

竹林の担い手のお年寄りに代わって、竹やぶを竹林に変えるお手伝いをさせて頂いています。

その業者側からの意見として一つ、この会に参加して感じた事がありました。

竹の有効利用はかなりありました。しかし利用する為には竹を粉体に加工しなければならなかった

り、時間+コストがかかるようなものもあったのも事実です。

どれも製品としてはとても素晴らしい物でした。竹を粉にする機械も素晴らしい物でした。

そこで思ったのは、「すごいスピードで広がる放置竹林の整備に果たして直結するのだろうか。粉体にする

機械が1本の孟宗竹を30秒位で処理できれば、竹林整備と直接つながるのに。」と。

私は竹林を整備する側ですので、求めるものは仕事の効率化とまさに処理スピードです。

お客様に少しでも負担を減らして頂く為にも追求しなければならない課題です。

「竹のチップではだめなのです。」とおっしゃっていた先生がおられました。

しかし今現状で整備していく上ででてくる副産物(チップ)をだめの一言でかたずけず、

有効利用を考えて頂けたらと思ってしまいました。(生意気言ってすみません。)

皆さんも今一度、自分達の故郷の里山の現状を考えてみませんか。



Posted by さんちゃん at 16:10│Comments(0)
 
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